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アルコールを使ったチンキ剤に比べて、アップルビネガーを使ったチンキ剤はハーブの有効成分が穏やかに抽出されるので、アルコールを摂取できない子どもや妊娠中・授乳中の女性、虚弱体質の人でも安心して使うことができます。酢には抗菌・消臭作用、代謝を促進して疲労を回復させる働きもあります。飲用のほか入浴剤やリンスとして外用にも。
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グリセリンは水やエタノールに溶け、皮膚をやわらかくする働きがあります。アロマテラピーでは、化粧水などの材料として使用します。保湿性があるので、ローションに加えるとしっとりとした仕上がりに。
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ケイ酸アルミニウムなどのミネラルをたくさん含んだ陶土の一種。毒素や老廃物を吸収、吸着、ハーブの効果を持続させる働きがあり、パック、ハップ剤として活用されています。カオリンは血行を促進し毛穴や皮膚の老廃物を除去する作用が。モンモリオナイトは肌の老化した角質を取り除き殺菌力もあるのでニキビが気になるときに。
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トウモロコシなどのデンプンを発酵させて作られた増粘剤。水に混ぜるととろみがつくので、ジェルや乳液、クリームなどのコスメ作りに使われます。
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トウモロコシから得られるデンプンは、料理用としてなじみがあります。肌の鎮静作用、デオドラントの役割があり、アロマテラピーではボディパウダーの材料として使用します。片栗粉(かたくりこ)でも可。
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塩化ナトリウム、ミネラルをたっぷり含み、抗菌作用、皮膚の活性化の役割もあります。発汗作用があるので、バスソルトとして活用されます。アロマテラピーではバスソルトやハチミツやグリセリンと混ぜて、ボディスクラブの材料として使用します。
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主成分はブドウ糖や果糖で、甘味料、ビタミン、ミネラルの補給として利用します。抗菌・保湿・抗炎症作用があり、甘い香りも楽しめます。ハーブティーの甘味のほか、入浴剤やパック、ゴマージュのつなぎとして活用できます。
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ミツバチが巣を作る際に、お腹にある蝋腺から分泌するロウのことで、天然のワックス。ミツロウそのものには天然由来の抗炎症作用や抗菌作用があるといわれ、保湿力が高いのが特徴です。わずかに蜜の香りが残る未精製の黄色と、精製された白色のものがあります。湯煎して液体にしてから活用します。60℃以上で融解します。
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カカオバターはチョコレートのような甘い香りと保湿効果の高さが魅力。肌と馴染みやすく、蜜蝋などと混ぜて使うと柔らかくマイルドな使用感になります。常温では固形のため湯煎して液体にしてから活用します〈30℃以上で融解〉。手のひらで温めると直接肌に用いることもできます。また、非常に酸化しにくく長期保存も可能です。
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シアの木の種子の中にある仁から得られる植物性油脂でカリテバターとも呼ばれます。常温では固体で固くはないので単独でクリームのように使用することも可能。手のひらにとって皮膚につけると体温で溶けます。ステアリン酸とオレイン酸、ビタミンEを含み、肌なじみがよく潤いを保つとともに、乾燥や紫外線から肌や髪を守る働きが。
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