東洋医学の基本となる陰陽五行思想。自然界のすべてのものを「陰と陽」、「木火土金水」の五つに分類し、自然現象や人体の器官、感情も同じように五つに分ける考え方です。季節を通じて変化するからだのリズムや対応に大切な五臓五腑の働きについて学びましょう。
陰陽五行では春夏秋冬の他に、もうひとつ「長夏(ちょうか)」という5つめの季節があります。本来なら夏の終わりの高温多湿な時期を指しますが、日本では梅雨に当てはめて考えることが多いそう。そんな梅雨時期の不調を和らげ、快適に過ごすためのハーブやアロマの活用法など長夏時季の養生をお話ししていきます。