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カ行

  • グリセリン

    グリセリンは水やエタノールに溶け、皮膚をやわらかくする働きがあります。アロマテラピーでは、化粧水などの材料として使用します。保湿性があるので、ローションに加えるとしっとりとした仕上がりに。

  • カオリン/モンモリオナイト

    ケイ酸アルミニウムなどのミネラルをたくさん含んだ陶土の一種。毒素や老廃物を吸収、吸着、ハーブの効果を持続させる働きがあり、パック、ハップ剤として活用されています。カオリンは血行を促進し毛穴や皮膚の老廃物を除去する作用が。モンモリオナイトは肌の老化した角質を取り除き殺菌力もあるのでニキビが気になるときに。

  • キサンタンガム

    トウモロコシなどのデンプンを発酵させて作られた増粘剤。水に混ぜるととろみがつくので、ジェルや乳液、クリームなどのコスメ作りに使われます。

  • コーンスターチ

    トウモロコシから得られるデンプンは、料理用としてなじみがあります。肌の鎮静作用、デオドラントの役割があり、アロマテラピーではボディパウダーの材料として使用します。片栗粉(かたくりこ)でも可。

  • カカオバター

    カカオバターはチョコレートのような甘い香りと保湿効果の高さが魅力。肌と馴染みやすく、蜜蝋などと混ぜて使うと柔らかくマイルドな使用感になります。常温では固形のため湯煎して液体にしてから活用します〈30℃以上で融解〉。手のひらで温めると直接肌に用いることもできます。また、非常に酸化しにくく長期保存も可能です。

  • グレープシードオイル

    ワインを醸造したあとに残るブドウの種子を原料とするため、ワインの副産物といえるオイルです。抗酸化作用のあるビタミンEのほかに、毛細血管を保護する働きがあるポリフェノールを豊富に含むことが知られています。ほとんど無臭なので、精油の香りだけを楽しみたいときにおすすめです。

  • カレンデュラオイル

    カレンデュラを植物油に2〜3週間ほど漬け込み、成分を抽出させた浸出油(インフューズドオイル)。カロテノイドのルテインを多く含むカレンデュラオイルには、傷ついた皮膚、粘膜、血管の修復、保護をする働きがあります。そのまま肌に塗布すれば妊産婦さんや赤ちゃんのスキンケアに、ミツロウを加えて作ったバームは万能軟膏で有名。

  • 小麦胚芽オイル(ウィートジャーム油)

    小麦の胚芽から取れる小麦胚芽オイルは、ビタミンEを豊富に含むことで有名です。酸化しにくく、穀類のやや強い香りがします。リノール酸のほか、ビタミンAやEを豊富に含み、抗酸化作用や血行促進作用、皮膚や粘膜の保護、皮膚再生、ホルモン分泌促進、自律神経調整作用があります。

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