ミルクシスル
ミルクシスル Silybum marianum
肝細胞の保護と修復の働きで肝臓疾患の予防と治療に
フラボノイドに含まれるシリマリンは肝細胞の細胞膜を保護し、毒物の受容を避ける働きをします。
また、有毒な活性酸素を無毒化し、肝細胞の損傷を防止。
さらに、すでに損傷を受けた肝細胞の修復を促す作用もあるとされています。
種子が固いので、砕いてからハーブティーにします。
学術論文では、慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変などへの効果も報告されています。
<効能・作用>
抗酸化作用:
体内で発生する活性酸素を無毒化する。
細胞膜安定化作用:
細胞膜を保護して毒物を避ける働きをする。
タンパク合成促進作用:
損傷を受けた肝細胞の修復を促す働きをする。
肝機能亢進作用:
肝臓の機能を活性化する。
<味と香り>
ほぼ味がなく、砕くと少し苦味とほのかな甘み
<ブレンドカテゴリー>
メディカルハーブ2:効能があり、禁忌がないまたは少なくブレンドしやすいハーブです。
<ブレンド相性>
ほぼ味がないので、どんなブレンドハーブとも合わせられます。
ブレンドレシピ【肝臓ケア】ジャーマンカモミール+ダンディライオン+ミルクシスル
<禁忌事項>
キク科アレルギーの方は摂取をお控えください。
<学 名> Silybum marianum
<英 名> Milk thistle
<和 名> マリアアザミ、オオアザミ
<科 名> キク科
<分 類> 二年草
<原産地> 地中海沿岸
<使用部位> 種子
<主要成分> シリマリン
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【参考文献:メディカルハーブ安全性ハンドブック第二版 他】