カカオシェル

カカオシェル Theobroma cacao
カカオ豆の種皮から抽出したカカオティー
カカオシェルとはチョコレートの原料となるカカオ豆の種皮のことで、カカオハスクとも呼ばれています。
カカオニブを覆っているカカオシェルは、カカオ豆の1割程度を占め、繊維質で固く、チョコレート製造の過程で取り除かれ廃棄されていました。
しかし、カカオシェルに含まれるカカオポリフェノールの含有量は非常に高く、ビタミン、ミネラル、鉄分、食物繊維も豊富に含まれていることから、カカオティーとして飲まれるようになりました。
カカオニブにはカフェインが含まれますが、カカオシェルはカフェインフリーです。
シングルでもおいしく飲め、他のハーブとブレンドするとカカオ風味のハーブティーが楽しめます。
また、煮出して紅茶やミルクとの相性もGood。
<効能・作用>
抗酸化作用:
体内の活性酸素を除去する働きを助ける。
生活習慣病の予防やアンチエイジングにも効果。
血管拡張作用:
血管を広げ、血圧を穏やかに下げる。
利尿作用:
尿の生成や排泄を促す。むくみ予防に。
リラックス効果:
ストレスを和らげたり、睡眠の質を向上させる。
脳を活性化、集中力や記憶力を高める作用と同時にリラックス効果がある。
<味と香り>
チョコレートのような香りとかろやかな苦味
<ブレンドアドバイス>
ベースハーブ:ブレンドの味や特徴を決めるベースとなるハーブです。
メディカルハーブ2:効能があり、禁忌がないまたは少なくブレンドしやすいハーブです。
<ブレンド相性>
ブレンドレシピ【リラックス】ルイボス+オレンジピール+カカオシェル
<禁忌事項>
特になし
<学 名> Theobroma cacao
<英 名> cacao,cocoa
<別 名> カカオハスク
<和 名> カカオ(加加阿)
<科 名> アオイ科
<分 類> 常緑小高木
<原産地> 南アメリカ
<使用部位> 種皮
<主要成分> カカオポリフェノール、テオブロミン、カカオプロテイン
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【参考文献:メディカルハーブ安全性ハンドブック第二版 他】