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免疫力アップに効果!ハーブティーやアロマで感染症予防、対策にも

感染症は風邪やインフルエンザなどの季節性のものと通年性のものがあります。

さまざまな細菌やウイルスがあるため、一年を通して常に注意が必要です。

けれども免疫力が高ければ、

  • 病気に罹りにくくなる
  • アレルギーの予防になる
  • 生活習慣病の予防になる
  • ストレスに強くなる
  • 精神が安定する

などの効果が期待できます。

元気なからだで毎日過ごしたくないですか?

そんな時は、毎日の水分摂取をハーブティーにするだけで、効果的に免疫力をアップすることができるんです!

今回は、免疫力を高める効果のあるハーブティーやアロマを活用した感染症予防対策など

毎日の生活に取り入れやすいハーバルケアをご紹介します。

日頃から免疫力を上げる暮らしかたで、細菌やウイルスに負けないからだ作りをしていきましょう。

免疫力ってなに

ハーブティーの選び方

免疫とは細菌やウイルス、体内で発生したがん細胞などの異物からからだを守り、病気になるのを防いだり、罹ってしまった病気を治そうとする力のことです。

人は生まれながらに「免疫」という自然治癒力を持っています。

免疫には「自然免疫(先天性免疫)」「獲得免疫(後天性免疫)」があり、ここで言う免疫は自然免疫のこと。

免疫は私たちのからだを守るための優れた防御システムであり、体内で免疫力を司っているのは、主に血液中の白血球です。

体内に侵入した細菌やウイルスに対して免疫細胞がそれを排除するように働きます。

免疫細胞には白血球の一種である「好中球」「マクロファージ」などがあり、これらが病原体を飲み込みます。

また、リンパ球の一種「NK(ナチュラルキラー)細胞」は常に全身をパトロールし、外敵が侵入すると即座に攻撃、感染した細胞を直接破壊します。

ハーブティーで免疫力を上げる効果について

ハーブティーには感染症を予防する作用と、罹った感染症を早く治す作用があります。

からだを芯からあたため、体温を上げることで免疫力を高める助けをするハーブや、抗菌作用や粘膜を保護する作用で感染した喉のケアに最適な作用をもたらすものがあります。

天然のビタミン類が豊富に含まれ、症状の回復を早めるハーブや、症状を悪化させる原因でもあるストレスを和らげるハーブもあります。

ハーブティーで感染症を予防するためには、普段から免疫力を高めるハーブを、美味しく楽しく生活に取り入れることが、免疫アップにつながり、感染症の予防や対策になると言えます。

ハーブティーで早く症状を治すためには、悪寒がする、喉が痛い、何となくだるい…などの初期症状の時に、これらのハーブを症状に合わせて活用し、できるだけ早めに摂取することが大切です。

【ポイント】

ハーブティーの作用が出てくる場合は個人差がありますが、2〜3日で少しずつ症状が和らぐことが多いです。

ハーブでのケアを5日間ほどしても、まったく効果がなく症状が悪化する場合は、医療機関を受診することもおすすめします。

ハーブティーの効果的な免疫力アップ対策

免疫力を高める効果のあるハーブティーを日頃から飲む習慣をつけることが大切です。

その時の心身の状態に合わせたハーブティーを選び、ブレンドして飲むことで相乗効果が生まれます。

ハーブティーの飲み方のコツ

1回分(180cc)を目安に、4〜5時間おきに1杯ずつ温かいお茶を飲むことで免疫アップに役立ちます。

1日合計500cc以上摂取することがおすすめです。

毎食後、入浴後、就寝前など比較的血行の良いときに飲むことが効果的です。

ハーブティーの淹れ方

大さじ1杯のハーブに対して150〜180ccのお湯(98℃前後)を注ぎます。

香りが飛ばないように、すぐに蓋をして3分程蒸らします。

最後の一滴まで茶葉を切ったら、お湯から上げます。

ハーブうがい

細菌類の約80%が口から入ることで感染します。

手洗い・うがいはとても大切な予防になります。

市販のうがい薬の薬害などを気にされる方も増えているなかで、おすすめなのがハーブチンキでのうがいです。

コップ1杯の水にハーブチンキ1〜2プッシュをして、しっかりうがいをしてください。

ハーブチンキを作っておけば、うがい薬として活用できますし、お風呂で入浴剤として、キッチン周りで除菌スプレーとしても活用できて、とても便利です。

ハーブチンキの作り方

  1. 35度以上のアルコールに、下記のおすすめハーブから欲しい効能のハーブを入れる
  2. 2週間ほど浸けたままにし、毎日振り混ぜる
  3. ハーブを濾して、できあがり!

免疫力アップに効果のあるハーブティー12選

免疫力を高める効能があるハーブです。

ウイルスや細菌の侵入を防いだり、体内から毒素を取り除き、感染症を撃退してくれるハーブなど。

エキナセア

エルダーフラワー

シベリアンジンセン

ジンジャー

タイム

ネトル

ホーリーバジル

マローブルー

リコリス

ルイボス

レモンマートル

ローズヒップ

免疫力を上げる効能別のおすすめハーブブレンド

目・鼻・口の粘膜免疫を上げる

シナモン

リコリス

オレンジピール

ローズヒップ

マローブルー

タイム

エルダーフラワー

腸内環境を整えて腸管免疫を上げる

ジュニパーベリー

フェンネル

ネトル

ダンディライオン

ローズヒップ

ジンジャー

ルイボス

ぐっすり眠って自律神経バランスを整える

カモミール

レモングラス

オレンジピール

ローズヒップ

エキナセア

ネトル

エルダーフラワー

血行促進・リンパや血流をアップする

ハイビスカス

ローズヒップ

レモングラス

オレンジピール

ローズレッド

ローズマリー

ステビア

アロマを活用して免疫アップ

免疫向上作用の代表格

こころとからだに作用します。

ラベンダー

フランキンセンス

シトロネラ

ウイルス抑制、抗菌作用のあるアロマで芳香浴

加湿器、ディフューザーなどでも。定期的な換気も忘れずに。

ユーカリ

ティートゥリー

アロマバスや枕元で

心を落ち着かせ、リラックスして朝までぐっすり。良質な睡眠に。

シダーウッド・アトラス

マージョラム・スイート

子どものハーブティー免疫力アップ対策

6歳以下のお子さんの場合は、ハーブティーは大人の濃度の半分以下から試してみてください。

子どもは大人よりもハーブなどの効果、作用が早くみられる場合が多いようです。

普段の水分補給をハーブティーにしたり、ハーブチンキでうがいすることで感染症予防や対策になり、家族内のうつしあいなどを防ぐことができるでしょう。

妊娠中、授乳中の方のハーブティー免疫力アップ対策

妊娠中(特に初期)は注意が必要なハーブが沢山あるので気をつけましょう。

上記に挙げたハーブでも、妊娠中には禁忌とされているものが多数あります。

作用がとても高く、安全性が高いと言われているハーブが下記の3種類です。

妊娠中はこれらをブレンドして飲むことで、相乗効果も期待でき免疫力を高めるので、感染症予防・対策としておすすめです。

また、授乳中の方は母乳に微量のハーブ成分が検出されることがあります。

その赤ちゃんへの影響は、データや臨床が行われていないので分からないというのが現状ですが、母乳を通して赤ちゃんの免疫力を高める助けにもなる可能性もあるとの見方もあります。

日頃から免疫力を高める生活習慣を

粘膜をケアして免疫力を高める

体内に細菌やウイルス、花粉などの異物を侵入させないように私たちのからだを守っているのが、目や鼻や口などの粘膜です。

粘膜は異物が体内に入るのを防ぎ、からだの外に出してしまうことで感染を防ぎます。

腸内環境を良くして免疫力を高める

免疫細胞は白血球の他に腸管にもあり、それらは全体の約50%とも言われています。

「腸脳相関」は近頃ではよく知られていることですが、腸内環境を良くすることが免疫力を高めることに繋がります。

ビタミンDを摂取、生成して免疫力を高める

免疫機能を高めるためにはビタミン・ミネラル類も重要で、中でもビタミンDは「ウイルス予防ビタミン」とも呼ばれていて、不足すると骨折や転倒、免疫機能低下などで健康なからだを維持できなくなってしまいます。

ビタミンDは魚類・きのこ類に多く含まれるので、意識して摂るといいですね。

また、適度に日光を浴びることでも体内でビタミンDを生成することができますよ。

入浴でからだを温め、ぐっすり眠る

ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで筋肉の緊張がほぐれ、血行が良くなり、体温が上がります。

体温を上げることで、免疫力は高まります。

入浴は睡眠の質を上げるためにも、とても大切です。

自律神経バランスを整えて免疫力を高める

精神的ストレスや過労などで自律神経バランスが乱れると、白血球にも悪影響が及び、免疫力を低下させてしまいます。

上手にリラックスして副交感神経が優位になると、リンパ球が増えて免疫力が向上します。

自律神経バランスをととのえることが、免疫機能を正しく働かせるカギと言えますね。

自律神経ハーブティーとアロマについてはこちら

まとめ

免疫力アップに効果のあるハーブティーやアロマはいかがでしたか。

ハーブを上手に活用することで、感染症の予防や症状の悪化を防ぐことができます。

毎日の水分補給をハーブティーにするだけで、免疫力の高いからだを維持できたり、不調を長引かせないセルフケアができれば、健やかに心地いい毎日を送ることができます。

免疫力には「笑う」ことも大切だといいます。

きっと、おもしろいことが嫌いな人はいないのではないでしょうか。

身近な人への言葉かけひとつ取っても、ユーモアのある暮らしをして行きたいですね。

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