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自律神経改善ハーブティーとアロマ暮らしのまとめ

 2020/04/20 ハーブをふかめる(応用)  

なんとなく体がだるい、疲れやすくイライラする、頭痛やめまいがする、
眠れない…なんていうことはありませんか。

それは、自律神経のバランスが崩れているからかもしれません。

ストレスや緊張が続いたり、気温や気圧の変化によっても自律神経の乱れが起こり
さまざまな症状を引き起こす原因となります。

でも、上手にリラックスすることで、自律神経のバランスを整えて
こころとからだの不調を改善することができるんですよ。

そんなとき活用したいのが、ハーブティーです。

毎日手軽に取り入れやすいハーブティーやアロマの活用法
さまざまな不調の治し方をご紹介します。

自律神経ってなに

自分の意思とは無関係に、内臓・血管・腺などの働きを調節する神経系です。

例えば、心臓を動かしたり、体温を調節したり、消化吸収したり。

自律神経には「交感神経」「副交感神経」があり、多くは一つの器官に対して
互いに相反する働きをしています。

「交感神経」は活動する時に働く神経で、「副交感神経」はリラックスさせる時に働く神経です。

自律神経はこれら二つの神経からなり、からだを正常に働かせていますが
バランスが乱れたり、どちらも働きが鈍ったりすると、からだに不調があらわれます。

自律神経バランスの治し方 ハーブティーを飲んで改善

「交感神経」と「副交感神経」は一方が活発なときは、もう一方の働きが抑えられるという
バランスで働いています。

一日の中で昼間は「交感神経」が優位に、夜には「副交感神経」が優位になるというリズムが
理想的。

どちらか一方が活発に働けばいいわけではなく、それぞれが高いレベルで働くこと
毎日を健康的に過ごすことに繋がります。

けれども、不規則な生活でストレスや疲労が溜まってしまったり、加齢、季節の変わり目などでも
自律神経のバランスは乱れてしまいます。

すると、冷えや便秘、頭痛、めまい、肩こり、イライラ、不眠症、疲労感、うつ症状など
さまざまな症状を引き起こし、バランスを崩した状態が長く続くと

アレルギー症状の悪化やうつ病、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まります。

そんなつらい症状があるかたにおすすめしたいのが、ハーブティーです。

ハーブティーの香りと効果・効能で自律神経バランスを改善

緊張やストレス、寒暖差で働きっぱなしの「交感神経」を鎮め
リラックスさせる「副交感神経」を優位にするのに効果的なのが、ハーブティーです。

ハーブティーの香りは、鼻から入り大脳に伝わります。

そして、自律神経を司る大脳辺縁系のなかの「視床下部」に作用します。

「視床下部」は、本能的な欲求や感情を司るところ。

香りを嗅いだとき、いい香りとか好きな香りだなと一瞬でわかるのはそのためです。

香りは脳にダイレクトに作用し、こころを落ち着かせてくれるのです。

また、「視床下部」はホルモン分泌や免疫系にもかかわっていると言われています。

香りを嗅ぐことは、自律神経やホルモンバランスを整えるのに有効なのです。

また、ハーブにはさまざまな効果・効能があります。

今の自分の体調や気分に合わせて、好きな香りの、好きなお味の
ハーブティーをゆっくりとおいしく飲むことで、からだを内側から温め(保温効果)
リラックスしてぐっすりと眠る(安眠・鎮静効果)ことができますよ。

こんなかたにおすすめの症状別シングルハーブティー

疲れてほっとひと息入れたいとき、なかなか眠れないときなど、いつでもいいので
まずは一杯、温かいハーブティーを飲んでみてください。

また、気になるものをブレンドすることで相乗効果がありますよ。

ストレスが溜まってイライラする

【エルダーフラワー】
【オレンジピール】
【ラベンダー】
【レモングラス】
【ローズレッド】

頭痛や肩こりがひどい

【ジャーマンカモミール】
【フィーバーフュー】
【ハイビスカス】
【ローズマリー】
【シナモン】

なかなか寝付けない、眠りが浅い

【パッションフラワー】
【リンデンフラワー】
【オレンジフラワー】
【ジャーマンカモミール】
【バレリアン】

手足やお腹が冷えてつらい

【ジンジャー】
【シナモン】
【ジャーマンカモミール】
【ローズマリー】
【ハイビスカス】

更年期のような症状、めまい、だるさ、のぼせ

【チェストツリー】
【レッドクローバー】
【セージ】
【レディースマントル】

疲労感が強く疲れが取れない(活力アップリフレッシュ)

【エキナセア】
【ギンコウ】
【マテ】
【ルイボス】
【ローズヒップ】

胃腸がすっきりしない

【ペパーミント】
【ジャーマンカモミール】
【オレンジピール】
【バジル】
【リコリス】

いつも便秘がち

【カルダモン】
【ジンジャー】
【フェンネル】
【ダンディライオン】
【チコリ】

アロマの香りと効果・効能で自律神経バランスを改善

ハーブティーと同様に、アロマの香りも自律神経調整に役立ちます。

人間の五感のうち、脳にダイレクトに作用するのは嗅覚だけ。

香りを嗅ぐだけでリラックスできたり、緊張がほぐれたりと
心身のバランスを整えてくれると言われています。

好きな香りを毎日の生活に取り入れると、不調を防いでくれますよ。

アロマは、精油やエッセンシャルオイルとも呼ばれ
植物から香りの成分を抽出した100%天然の素材からできています。

植物の樹木や樹脂・根・葉・花・果実・種などさまざまな部位から抽出される精油は
それぞれに作用が違います。

また、活用法も多く、吸入やマッサージ・入浴・コスメなど毎日の生活に取り入れやすいもの
ばかりです。

例えば、

  • お湯を注いだマグカップに1〜2滴入れて、芳香浴に。飲まないように注意して。
  • ハンカチに1〜2滴垂らして、香りを持ち歩き、リラックスしたい時に。
  • 精油をキャリアオイルで薄めて、マッサージやトリートメントに。

 *100%天然の素材を使用すること。

お気に入りの香りを見つけて、ひとしずくからはじめてみてはいかがですか。

こんなかたにおすすめの症状別アロマ

身近なものや場所に精油を1滴垂らしてみましょう。

こころを落ち着かせたり、リフレッシュしてくれたりと、さまざまに活用シーンは広がるはずです。

また、ハーブティーと同様にブレンドすることで香りが深くなり、相乗効果が高まりますよ。

ストレスが溜まってイライラする

【ラベンダー】
やさしい甘みのあるシソを思わせる香り。心を落ち着けストレスを和らげる作用。
痛みの緩和、皮膚の炎症を鎮め、再生を早める。

【オレンジスイート】
心地良い柑橘の香り。主成分リモネンの作用により、抗不安、疲労回復、緊張緩和作用。

【イランイラン】
スパイシーで華やかな甘い南国の香り。気分の落ち込みや不安感、緊張緩和。リラックス作用。
ストレス性の胃炎などの痛みの緩和。

頭痛や肩こりがひどい

【ローズマリー】
目が覚めるような刺激的な香り。ストレスからくる疲労を感じた時アロマバスで使用すると
早期回復できる。マッサージするとリンパや血液循環を促進。

【ペパーミント】
清涼感のあるすっきりとした香り。冷却作用。痛みの緩和、殺菌、炎症の軽減。
呼吸器障害の改善。

【シトロネラ】
軽いレモンのような香り。鎮痛、抗炎症作用。虫よけにも効果。

なかなか寝付けない、眠りが浅い

【フランキンセンス】
スモーキーかつスパイシー、ほのかに果物のような甘い香りと酸味を含んだ神秘的な香り。
不眠症や心の平穏のために。呼吸器と皮膚に作用。

【ベルガモット】
明るく華やかなシトラスノートの代表格。ポジティブで明るい気持ちにさせる。
鎮静作用。アロマバスにすると抗うつ効果。

【シダーウッド・アトラス】
甘く落ち着いた樹木の香り。不安・緊張にアロマバス、リンパマッサージにも。

手足やお腹が冷えてつらい

【ジンジャー】
辛みと酸味のある甘い香り。マッサージや温湿布などに使用。冷えを取り余分な水分を排除。
循環促進、神経強壮作用。

【ローズマリー】目が覚めるような刺激的な香り。ストレスからくる疲労を感じた時
アロマバスで使用すると早期回復できる。マッサージするとリンパや血液循環を促進。

【ジュニパーベリー】
深い森林を思わせる針葉樹の香り。毒素を排出して心身を浄化。
むくみと冷えにマッサージにより循環を刺激。
※禁忌・注意:腎臓に障害がある場合は使用し過ぎないこと。

更年期のような症状、めまい、だるさ、のぼせ

【ゼラニウム】
濃厚なバラのようなグリーン調の香り。ホルモンバランス調整。
またそれによる感情や気分をサポート。

【クラリセージ】
マスカットに似た香り。エストロゲン様作用。女性ホルモンと心の均衡を保つ。
※禁忌・注意:妊娠中、子宮筋腫、乳腺炎など。

疲労感が強く疲れが取れない(活力アップリフレッシュ)

【ティートゥリー】
染み通るような爽やかな香り。抗ウィルス、抗菌、循環促進、免疫調整作用。

【ユーカリ】
染み通るようなリフレッシュする香り。頭痛や喉の詰まりを一掃する爽快感。殺菌作用。

【レモングラス】
刺激活性するレモンの香り。濃度により覚醒作用と鎮静作用に使い分ける。

胃腸がすっきりしない

【グレープフルーツ】
爽やかでフレッシュな香り。抗不安作用。脂肪代謝促進、抗酸化作用。

【ペパーミント】
清涼感のあるすっきりとした香り。強肝、駆風、健胃、消化促進、口内炎、吐き気止めにも。

【レモングラス】
刺激活性するレモンの香り。消化促進、虫よけにも効果。

【ベルガモット】
明るく華やかなシトラスノートの代表格。食欲不振、鼓腸にも。

【オレンジスイート】
心地良い柑橘の香り。消化不良、便秘、冷え、むくみなどにも。

いつも便秘がち

【カルダモン】
甘くスパイシーな香り。駆風、健胃、消化促進作用。

【アニスシード】
甘くさわやかでスパイシーな香り。駆風、健胃、消化促進作用。
※禁忌・注意:妊娠中、子宮筋腫、乳腺炎など。10歳以下の乳幼児・小児使用不可。

【ベルガモット】
明るく華やかなシトラスノートの代表格。食欲不振、鼓腸にも。

【オレンジスイート】
心地良い柑橘の香り。消化不良、便秘、冷え、むくみなどにも。

自律神経バランスの治し方 入浴で改善

忙しいと、ついシャワーで済ませがちな入浴ですが、やはりしっかりと湯船に浸かることが大切です。

40°くらいのぬるめのお湯に、肩まで15分ほどゆっくりと浸かりましょう。

からだを温めることにより、筋肉の緊張を和らげ、血流を良くしてくれます。

自律神経疲労によって、縮まっていた血管が拡張してリラックスできるからだに。

アロマを活用して、バスソルトにしたり、そのまま湯船に数滴溶かしてもいいですね。

寝床に入る90分くらい前に入浴すると、上昇した体温が下がりはじめ
睡眠に入りやすいからだになりますよ。

ぐっすりと良質な睡眠をとることで、自律神経は整い、翌朝すっきりと目覚められます。

自律神経バランスの治し方 普段の呼吸で改善

呼吸は唯一、自分の意思で自律神経をコントロールすることができる方法です。

時間に追われ、忙しく毎日を送っている私たち現代人は
知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっています。

そして過度なストレスや緊張が続くと、血管が収縮して血流が悪くなり
全身に必要な酸素や栄養素が行き渡らなくなってしまいます。

意図的に呼吸を深く、ゆっくりとすることで自律神経のバランスを整え
こころとからだを落ち着けてくれるのです。

人前で話すときなど、緊張する場面で深呼吸するのは、このためです。

また、深い呼吸は内臓のマッサージ効果もあると言われていて
老廃物や二酸化炭素の排出を促す効果もあるそうです。

寝る前に布団の中で、胸の上に手を当てて、ゆっくりと息を吐き切ります

すると自然と酸素が入ってきて、胸が上下するのが分かります。

次におなかの上に手を当てて、ゆっくり深く呼吸しましょう。

横隔膜が上下して、内臓がマッサージされる感覚が分かるかもしれません。

できるだけ呼吸は、鼻から吸って、鼻から吐くようにするのがポイントですよ。

自律神経バランスの治し方 朝食を毎日食べて改善

朝は時間がないからとか、食欲がないからと朝食を抜いたりしていませんか。

朝食を食べることで体温を上げ、1日の活動のエネルギーを補充しましょう。

すぐにエネルギーになる炭水化物、からだを作るもとになるタンパク質
ビタミン・ミネラルが豊富な野菜や果物など、バランスよく摂りたいですね。

温かいスープやハーブティーなら取り入れやすいかもしれません。

また、日頃から食物繊維や発酵食品など意識して摂り入れれば
腸内環境が良くなり、自律神経調整に役立ちます。

おわりに

自律神経改善ハーブティーとアロマ暮らしのまとめは、いかがでしたか。

ストレスや疲労は目に見えないので、自分では気づかないくらい蓄積してしまっていることがあります。

私も以前、人間関係のストレスがダイレクトにからだに出てしまい、
イライラや偏頭痛を伴う嘔吐に悩まされたことがありました。

そんな時、友人の家で出された一杯のハーブティー。

飲み終わるころには、とても穏やかな気持ちになり、落ち着いていました。

人付き合いが苦手で自信がなく、不安になりやすかった性格も
今では少し落ち着いて、ものごとを明るく受け止めるようになったと思います。

毎日を平穏に心地よく過ごすために、ハーブティーやアロマを活用して
こころとからだを上手に整えていきましょう。

 

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ライター紹介 ライター一覧

Herbwith(ハービズ)編集長

Herbwith(ハービズ)編集長

”自然と調和した暮らし”をテーマにしたHerb shop&cafe HMCの経営・商品企画、製造・イベント,講座の主催・講演など幅広く活動中。ハーブ・アロマをはじめとする植物療法に20年以上にわたり携わる。フィトテラピーやナチュラルメディスンを暮らしに取り入れやすいメソッドやプロダクトを幅広い世代の方に伝える。

#プロフェッショナルアドバイザーオブハーブ(PAH)#薬膳ハーブインストラクター#チャイルドコーチングアドバイザー#植物療法研究家

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