1. TOP
  2. クラフト基材事典
  3. ホホバオイル

ホホバオイル

ホホバオイル Simmondsia chinensis

ネイティブアメリカンが古くから利用した植物油

乾燥地帯で育つシモンジア科(ホホバ科)の植物であるホホバの種子からとれる油脂。

別名ホホバワックス。

正確にいうとオイルではなく、植物性の液体ロウ(ワックス)に分類されます。

アメリカやメキシコの先住民族は、強い太陽の熱から皮膚などを守るために、このオイルを利用していました。

保湿効果が高く、皮膚に浸透しやすいのが特徴。

日焼け後の肌や湿疹、乾燥する時期の保湿ケアに、また抗炎症作用があるため、関節炎のケアにも有効。

全ての肌質に合い安全性が高く、ひきしめ効果もあります。

さらりとしていてよく伸びるため扱いやすく、フィトテラピーではよく使われます。

5℃以下の低温になると固まりますが、常温になれば元に戻ります。

天然ワックスなので酸化しにくく、手作り化粧品に最適なオイル。

未精製タイプはほのかな香りが楽しめます。

 

<香 り>

ほとんどなし

 

<主な使用法>

トリートメントオイル、ハンドクリーム、浸出油(温浸油)など

 

<注意事項>

・直射日光を避けて保存

・一度取り出したら元の容器に戻さない

 

<学 名>  Simmondsia chinensis

<英 名>  Jojoba oil

<別 名>  Jojoba wax

<科 名>  シモンジア科

<原産国>  イスラエル、メキシコ、アメリカ

<抽出部位> 種子

<抽出方法> 圧搾法

<主な成分> エイコセン酸(75%〜)、ドコセン酸(10%〜)、オレイン酸(10%〜)

 

error: このコンテンツのコピーは禁止されています。