セントジョーンズワートオイル
セントジョーンズワートオイル Hypericum perforatum
薬草として知られ、痛みを和らげる
夏至前後の6月24日「聖ヨハネ(St.johns)の日」近くに開花するため、この名がついたセントジョーンズワート。
古くは魔除けや薬草に利用され、現代でも抑うつの治療にハーブティーやエキスが用いられます。
このセントジョーンズワートの花を植物油に2〜3週間ほど漬け込み、成分を抽出させた浸出油(インフューズドオイル)。
黄色い花から、次第に赤色色素の精油成分(ヒペリシン)が浸み出し、赤いオイルになります。
配糖体を多く含み、鎮静、鎮痛、抗炎症作用が高く、老廃物の排泄を促します。
創傷、火傷の手当てに、またリウマチ、打身、神経痛、顔面ヘルペスなどのケアにも。
単独でも使用できますが、比較的高価なオイルなので、他のオイルに10〜20%の割合でブレンドするとよいでしょう。
<香 り>
酸味を帯びたハーブ系の香り
<主な使用法>
スキンケアオイル、トリートメントオイルなど
<注意事項>
・直射日光を避けて保存
・一度取り出したら元の容器に戻さない
・ヒペリシンは光毒性があるので、敏感肌の人は注意すること
<学 名> Hypericum perforatum
<英 名> St.john’s Wort Oil
<別 名> 西洋オトギリソウ
<科 名> オトギリソウ科
<原産国> ヨーロッパ
<抽出部位> 花・地上部
<抽出方法> 浸出法
<主な成分> ヒペリシン