ホホバオイル
ホホバオイル Simmondsia chinensis
ネイティブアメリカンが古くから利用した植物油
乾燥地帯で育つシモンジア科(ホホバ科)の植物であるホホバの種子からとれる油脂。
別名ホホバワックス。
正確にいうとオイルではなく、植物性の液体ロウ(ワックス)に分類されます。
アメリカやメキシコの先住民族は、強い太陽の熱から皮膚などを守るために、このオイルを利用していました。
保湿効果が高く、皮膚に浸透しやすいのが特徴。
日焼け後の肌や湿疹、乾燥する時期の保湿ケアに、また抗炎症作用があるため、関節炎のケアにも有効。
全ての肌質に合い安全性が高く、ひきしめ効果もあります。
さらりとしていてよく伸びるため扱いやすく、フィトテラピーではよく使われます。
5℃以下の低温になると固まりますが、常温になれば元に戻ります。
天然ワックスなので酸化しにくく、手作り化粧品に最適なオイル。
未精製タイプはほのかな香りが楽しめます。
<香 り>
ほとんどなし
<主な使用法>
トリートメントオイル、ハンドクリーム、浸出油(温浸油)など
<注意事項>
・直射日光を避けて保存
・一度取り出したら元の容器に戻さない
<学 名> Simmondsia chinensis
<英 名> Jojoba oil
<別 名> Jojoba wax
<科 名> シモンジア科
<原産国> イスラエル、メキシコ、アメリカ
<抽出部位> 種子
<抽出方法> 圧搾法
<主な成分> エイコセン酸(75%〜)、ドコセン酸(10%〜)、オレイン酸(10%〜)