スペアミント<精油>
スペアミント Juniperus communis
甘く清涼感のある元気にリフレッシュする香り
ペパーミントと比べて穏やかで甘い香りのスペアミントは欧米では非常に人気で、ガムや歯磨きペースト、キャンディなどのフレーバーに多く使われます。
けれども日本ではあまり好まれません。
すっきりとした香りは頭をクリアにして集中力を高めてくれます。
風邪やカタル症状、気管支炎、呼吸器感染症などの症状には蒸気吸入が効果的。
消化不良、食欲不振、ストレス、精神疲労には局部に擦り込みます。
乗り物酔い、抑うつには香りの吸入をするといいでしょう。
<作 用>
去痰、駆風、抗炎症、抗カタル、抗菌、高揚、刺激、消化促進、鎮痙、発汗
<適 用>
こころに リフレッシュ効果があり、元気を取り戻す作用がある
からだに 吐き気や便秘、下痢などを和らげる働きがあり、乗物酔いにも効果的
<香 り>
トップノート / ハーブ系
<ブレンド相性>
柑橘系、ハーブ系、フローラル系、ウッディ系
オレンジ、ラベンダー、レモンバーベナ、カルダモンと好相性。
スイーツのイメージが強い
<注意事項>
カルボンというケトン類を多く含むので、幼児、妊婦はごく少量ずつ使用し、連用しないこと。(危険性は低い)
※肌を刺激する事があるので、必ず低濃度(1%以下)に薄めて使用します
<学 名> Mentha spicata
<英 名> Spearmint
<別 名> ミドリハッカ、オランダハッカ
<科 名> シソ科
<原産国> ヨーロッパ
<抽出部位> 葉部
<抽出方法> 水蒸気蒸留法
<主な成分> カルボン(〜60%)、リモネン、酢酸ジヒドロ酢酸カルビル、酢酸ネオイソジヒドロカルビル、テルピネン-4-オール、メントン、β-ミルセン、cis-酢酸カルビル、β-カリオフィレン、1,8-シネオール、メントール、ピネン、酢酸メンチル、リナロール