パチュリ<精油>
パチュリ Pogostemon cablin
墨やお香の香りづけに使用される東洋的な香り
インドでは古くから使用されており、18世紀のシルクロード交易の際には虫よけのために絹製品と共に梱包されました。
インドのエキゾチックな文化や思想を象徴する香りでもありました。
土っぽく温かみのある重い香りのパチュリは熟成させると香りが良くなります。
葉を発酵させてできる個性的な香りなので、少量ずつ使用します。
乾燥や肌の老化が気になる人はフランキンセンス、ローズなどとクリームやローションにして使用すると高い保湿、収れん効果で肌を柔らかく滑らかに整えます。
<作 用>
鬱血除去、強壮、健胃、抗炎症、抗菌、抗真菌、刺激、収れん、静脈強壮、鎮静
<適 用>
こころに 緊張や不安を和らげ、気持ちを穏やかにゆったりと過ごさせてくれる
からだに 静脈瘤やむくみにはレモン、ローズマリーなどとブレンドして
美容に ・シワ、くすみ、角質ケアなどのスキンケアに
・湿疹や吹き出物には化粧水やクレイパックで使用すると効果的
<香 り>
ベースノート / ハーバル系
<ブレンド相性>
シトラス、フローラル、レジン、ハーバル、ウッディ、スパイス系の精油と広く調和します。
甘い花の香りと好相性。
<注意事項>
・妊娠中の方は使用を避ける。
・香りが強いので使用量に注意する。
※肌を刺激する事があるので、必ず低濃度(1%以下)に薄めて使用する。
<学 名> Pogostemon cablin
<英 名> Patchouli
<科 名> シソ科
<原産国> マレーシア、フィリピン
<抽出部位> 葉部
<抽出方法> 水蒸気蒸留法
<主な成分> パチュロール(~40%)、α-ブルネセン、β-ブルネセン、α-ガイネン、セイチュレン、アロマデンドレン、β-パチュレン、α-パチュレン、β-カリオフィレン、ポゴストール、ノルパチュレノール、ポゴストン
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