レモンバーベナ(ベルベーヌ)<精油>
レモンバーベナ(ベルベーヌ) Lippia citriodora
リフレッシュとリラックスの相反した作用を併せ持つ
レモンの香りのする尖った長細い葉がつき、白い小さな花が咲きます。
かつては宴会場のフィンガー・ボールにレモンの香りを添えることを目的に使われていました。
南フランスではレモンバーベナのティザン(ハーブティー)は不眠症のために就寝前に飲むほか、出産の2週間前から飲むと安産が期待できるといわれています。
メリッサ(レモンバーム)と同じように、精神不安、神経の緊張、また更年期等による不眠にも効果的です。
1%以下に希釈して使用することにより、炎症を鎮めて皮膚を滑らかに整えます。
ボディローションや石鹸に使います。
<作 用>
抗うつ、抗炎症、抗不安、子宮強壮、消化促進、鎮静、鎮痛、疲労回復、利尿
<適 用>
こころに 気分を明るくストレスを癒し、不安感からくる不眠症を改善する
からだに 吐き気や消化不良など胃腸の症状を整える
<香 り>
トップノート / 柑橘系
<ブレンド相性>
ハーブ系、フローラル系、ウッディ系、樹脂系、スパイス系
エレミ、イランイラン、ローズマリー、フランキンセンスなどの多くの精油と好相性。
<注意事項>
皮膚刺激。敏感肌の人や幼児には使用しないこと
※肌を刺激する事があるので、必ず低濃度(1%以下)に薄めて使用する。
<学 名> Lippia citriodora
<英 名> Lemon verbena
<別 名> ベルベーヌ
<科 名> クマツヅラ科
<原産国> 南アメリカ
<抽出部位> 葉部
<抽出方法> 水蒸気蒸留法
<主な成分> ゲラニアール(〜40%)、ネラール(〜30%)、リモネン、ジンギベレン、ゲルマクレンD、カリオフィレンオキシド、サビネン、β-カリオフィレン、オシメン、クルクメン、スパツレノール、1,8-シネオール