ハーブティーの美味しい飲み方・淹れ方・作り方おすすめの6つのポイント
- ハーブティーの淹れ方がよくわからない
- どんな道具が必要なの?
- 生葉とドライハーブだと淹れ方が違う?
と、なんだか難しいと感じていませんか。
美容・健康・趣味に役立つハーブティー。
ハーブの活用法はたくさんありますが、その中でも一番手軽で簡単に生活に取り込め、しかも有効成分を十分に吸収できる方法の一つにハーブティーがあります。
今回は、初心者の方でも簡単に美味しいハーブティーを淹れられるポイントをご紹介します!
目次
ハーブティーを淹れる道具
- ハーブティー用ポットまたはカップ
- 砂時計またはタイマー
- 大さじスプーン
- 密閉容器
まずはそれだけあればOKです!
道具を揃えるとき素材として適しているのは、化学変化を受けない、陶器・ガラス・プラスティック・ステンレス・木でできているものを選びましょう。
また、忙しい時や一人分のハーブティーを入れるときに便利なのが、茶こし付きカップです。あと片付けも楽ちん!
慣れてきたら、ポットにかぶせお湯の温度が下がるのを防ぐティーコゼー(ポットカバー)や、固い実やスパイスを砕く時に使う乳鉢と乳棒があるといいかもしれません。
自分好みのカップを探したり、飾ったりして毎日の生活を楽しんでみては?
おすすめのハーブティーの美味しい淹れ方・作り方6つのポイント
ホットティー編
まずはじめに、ドライハーブティーの淹れ方です。
- ティーポットとカップはあらかじめ温めておきます。
ティーカップ1杯(150~180cc)に対して、大さじ1杯(3~10g)のハーブを入れます。
*商品・お好みによりハーブ量は調整ください - 沸騰からひと呼吸おいたお湯(98℃前後)を静かに注ぎます。
香りが逃げないように素早くフタをします。 - フタをして3分蒸らします。
- 蒸らし終えたら、すぐにハーブを取り上げてください。
- そのままにしておくと、苦みや渋みが出てしまいます。
ティーバッグ編
もっと気軽にティーバッグで。職場や出先でもらくらく!
- ホットティーと同じようにカップはあらかじめ温めておきます。
- ティーバッグ1個でティーカップ1杯分(150~180cc)です。
- お湯(98℃前後)を静かに注ぎます。
香りが逃げないように素早くフタをします。 - フタをして3分蒸らします。蒸らし終えたら、すぐにハーブを取り上げます。
生葉(フレッシュリーフ)編
生葉(フレッシュリーフ)は、新鮮なものを選びます。
ハーブそのもののフレッシュな味と香りを楽しめます。
- ティーポットとカップはあらかじめ温めておきます。
フレッシュリーフは小さくカットしてふわりと入れ、ポットに対して半分くらいが目安です。 - お湯(70℃前後)を静かに注ぎます。香りが逃げないように素早くフタをします。
*灰汁やえぐみがでることがあるので、ドライより低め温度のお湯を使います。 - フタをして3分蒸らします。
- スプーンでゆっくりとかき回し、ハーブティーの濃度を均一にします。
- 茶こしを使い、温めたカップに注ぎ入れます。
煮出し編
種子や根、固い実やスパイス系などの抽出におすすめです。
あらかじめ乳鉢などですりつぶしておくと、効率よく成分が抽出されます。
- ドライハーブ10gに対して水500ccが基準となります。
- 鍋に水とハーブを入れ、中火にかけ沸騰させ、軽くフタをします。
- 沸騰したらとろ火で約1~3分煮出します。
- 茶こしを使い、温めたカップに注ぎ入れます。
アイスティー編
”ホットティー編”の淹れ方で淹れたハーブティーを冷蔵庫で冷やす方法もありますが、すぐに作りたい時はこちら!
- グラスは冷蔵庫などに入れ冷たく冷やしておきます。
- 大さじ1杯のハーブに98℃前後のお湯約100ccを注ぎ、フタをして3分蒸らします。
(ホットハーブティーの2~3倍の濃さで、ハーブティーを作ります。) - グラスいっぱいに氷を入れ、蒸らしたお茶を手早く注ぎ入れ、軽くかき混ぜて出来上がり!
水出し編
マテやエルダーフラワーなどによく使われます。
熱湯を使わないので渋みやカフェインを抑えられます。
- ドライハーブ小さじ山盛り1~2杯に対して水(常温)200ccが基準となります。
- 容器に水とハーブを入れ、かき混ぜます。
- フタをして3~6時間ほど冷蔵庫におき、ハーブをこしてできあがりです。
24時間を目安に飲み切りましょう。
ハーブティーのもっと美味しい飲み方
甘みをプラスしたいときは、ハチミツやサトウキビ糖、ジャムを入れてみたり、泡立てたミルクでカプチーノ風にしたり、自分流にカスタマイズして楽しみながら飲んでみてください。
また、カットしたフルーツをあらかじめポットに入れてハーブティーと一緒に蒸したり、ドライフルーツを使ってもいつもと違う味わいを楽しめるでしょう。
ハーブティーの保存方法
ドライハーブは光や湿気、高温に弱いため、乾燥剤を入れた密閉容器(タッパーやジップロック、ガラス容器など。できれば遮光)に入れ冷蔵庫で保管しましょう。
購入日や製造年月日をラベルに書いて貼るといいですね。
約1年くらいは持ちますが、1ヶ月~3ヶ月くらいで早めに使い切ることをおすすめします。
まとめ
ハーブティーの美味しい飲み方、淹れ方、作り方はいかがでしたか?
お湯を入れたら必ずフタをして蒸らすことで、ハーブの植物化学成分を十分に引き出し、香りを閉じ込めることができます。
香りのアロマテラピー効果も逃さないように、ゆっくりと香りを楽しみながら、ハーブティーを飲んでみましょう。
ポイントさえ覚えれば、そんなに難しいことはありません。
誰でも美味しくハーブティーを入れることができますよ。
私はもともと胃腸が弱くて、あまり水分を摂るほうではありませんでした。
けれども意識して水分を摂るようにすると、身体のめぐりが良くなったのか、さまざまな不調が改善され、気持ちも前向きに!
毎日簡単に、自分のために、また家族のためにハーブティーを淹れて、美味しく飲みながら健やかに過ごしていきたいですね。