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ユーカリ<精油>

ユーカリ

ユーカリ Eucalyptus globulus

すっきりとすがすがしいメディシナルな香り

コアラの主食とされるユーカリには700種以上もの種類があり、世界で最も高い木のひとつで、樹高が10〜60mと幅広く、生命力豊かな植物です。

オーストラリアの先住民アボリジニは葉を傷に巻いたり、塗り薬に混ぜて使用しました。

葉から抽出する精油は樟脳(ショウノウ)に似た透明感のある香りで、広く薬品に使用されています。

気分をリフレッシュさせて集中力を促すほか、強力な殺菌作用と抗ウイルス作用を持ちます。

主に呼吸器系のさまざまな障害に効果があり、風邪予防には蒸気吸入やディフューザーで使用するとよいでしょう。

熱湯を入れたティーカップに1、2滴垂らすとペットやタバコの匂いなど気になる室内の空気の浄化になります。

精油に使われる品種は6種類ほどでそれぞれ特徴があります。

代表格はグロブルス種(ブルーガム)で、他にディベス種(ペパーミント)、ラディアタ種(ナローリーフ)、シトリオドラ種(レモン)、スミティ種(ガリーガム)、ポリブラクティア種(ブルーマリー)があります。

 

<作 用>

去痰、解熱、抗ウイルス、抗カタル、抗感染、抗リウマチ、殺菌、鎮咳、利尿

 

<適 用>

こころに 頭と心を冷静にし、集中力を高める効果がある

からだに ・抗菌作用が強く、インフルエンザなどの感染症に対する抵抗力をつける

     ・蒸気吸入で風邪や花粉症による鼻づまりに効果

     ・打ち身、腫れ、筋肉痛には冷湿布やマッサージオイルにブレンドして使用する

美容に  抗菌作用により、脂っぽい肌を清潔に保つ

 

<香 り>

トップノート / ウッディ系

<ブレンド相性>

柑橘系、ハーブ系、樹脂系、スパイス系

<注意事項>

妊娠初期、乳幼児には使用をお控えください

※香りと作用が強いので、必ず低濃度(1%以下)に薄めて使用する

 

<学 名>  Eucalyptus globulus

<英 名>  Eucalyptus

<別 名>  Blue gum(ブルーガム)

<科 名>  フトモモ科

<原産国>  オーストラリア

<抽出部位> 葉部

<抽出方法> 水蒸気蒸留法

<主な成分> 1,8-シネオール(〜80%)、ピネン、リモネン、ピノカルボン

 

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