フランキンセンス<精油>
フランキンセンス Boswellia carterii
古代エジプトの宗教儀式にも使われた精神を落ち着かせる香り
乳香樹の傷ついた部分からしみ出た樹液が固まった樹脂から抽出されるフランキンセンス。
バルサム(樹脂)系のウッディで軽くスパイシーな香りの中に、ほのかに甘く酸味を含んだ深淵な香りは香水のベースにも使われます。
この精油は心を癒し呼吸を整える働きがあるので、呼吸器や皮膚のアレルギーを起こしやすい人はブレンドに加えて使用するとよいでしょう。
皮膚の乾燥や肌荒れなどにも優れた効果を発揮し、肌の引き締めやアンチエイジング効果も期待できます。
不眠のときには、精油を入れたぬるめのお風呂にゆったりと入れば、香りとリラックス効果でよく眠れます。
<作 用>
抗うつ、抗炎症、抗カタル、抗菌、去痰、止血、収れん、鎮静、鎮痛、皮膚再生
<適 用>
こころに ・高ぶった神経を鎮め、穏やかにする働きがあり、不安を和らげ心の安定を取り戻す
からだに ・呼吸のリズムを深くゆっくりと整える働きがあるので、咳などの呼吸器系の症状を緩和する
美容に ・収れん効果が皮脂分泌のバランスを整え、肌を活性化する
<香 り>
ベースノート / 樹脂系
<ブレンド相性>
柑橘系、ハーブ系、フローラル系、樹脂系、スパイス系
<注意事項>
特になし
<学 名> Boswellia carterii
<英 名> Frankincense
<別 名> オリバナム/乳香
<科 名> カンラン科
<原産国> アフリカ
<抽出部位> 樹脂
<抽出方法> 水蒸気蒸留法
<主な成分> α-ピネン(〜40%)、リモネン、β-カリオフィレン、β-ミルセン、サビネン、ツジェン、テルピネン、パラシメン、フェランドレン、酢酸ボルニル
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